2017/01/20

「されて嫌なことは人にしない」の本当の意味。














「されて嫌なことは人にしない」。

耳からたこができそうなほど、小さい時から聞いた言葉です。

ところで、どうしてされて嫌なことは、しない方が良いのでしょう。






それは、

①自分が同じことをされることになるから

②自分もされるのでは、と疑うようになるから

です。







またそれは、「されて嫌なこと」そのものと同じ状況になるのではなく、

「された相手が味わった嫌な感情」と同じ感情を味わう

という形になってやってきます。






ということは、

今、自分の身に起こっているいやなこと・不安で苦しんでいること

は、自分が過去にしたことなのです。






















たとえば、過去に約束を破り、誰かを悲しい気持ちにさせてしまったとします。



するとしばらくして身の回りで嫌なことが起き始めます。

ここでポイントなのは、あなたがしたことと全く同じことが起こるのではなく

「約束を破られて悲しい気持ち」を味わうことになるということです。

それは、過去に自分が、誰かに味わわせてしまった気持ちです。

また、同時に「約束を破ろうとしているのではないか」と周りを疑いの目で見てしまうようになります。

自分がしたことは、相手もする、と脳にインプットされてしまうからです。

つまり、自分が約束を破ったばっかりに、

「約束を破られた悲しい気持ち」「約束を破られるのではないかという恐れ」を味わうことになってしまうのです。











面白いくらい同じような気持ちを味わうトラブルが続いていくと(出来事の形はさまざまです)

「キミ、そういうことはしてはいけなかったんだよ」

と何かに教えてもらっているような感覚になります。

そこでやっと、「ああ、こういうことをしてはいけなかったんだな」と賢い人は気づくことができます。

自分の間違いに気づくことができ、謝罪の気持ちを持ち、変わることができれば、

トラブルは消え、嫌な気持ちも味わうことはありません。

むしろ、レベルアップ(成長)することができ、良い出来事が増えていくでしょう。

しかし、「○○のせいだ!」と周りのせいにばかりしていると、

「そうじゃないよ、もうちょっと大きくならないと気が付かないかな?」

と、もっと大きなトラブルとなって、その嫌な気持ちを味わい続けることになるのです。



















されて嫌なことは人にしないというのは、

「自分が味わいたくない感情は、相手に味わわせてはいけない。」

ということです。

結局巡り巡って、自分がその感情を味わってしまうことになるからです。

そして、

今トラブルに見舞われている人

大きな不安がなかなかぬぐえない人

は、今味わっている感情を、昔誰かにさせていなかったか、振り返ってみてください。

振り返るのは少しつらいけれど、

必ずあなたのトラブル・不安を解消するきっかけになります。











大きな学びがまた増えて、嬉しい・・(^^)/

小さなときの教えって、

本当に深いなあ

と思う今日このごろです☺














Chihiro

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