2016/09/12

第2話 【3ヵ月後、再会する。】












 マルシェへ行った日からしばらくして、家族で食事会をすることになりました。

 場所を選ぶとき、私の頭に浮かんだのはマルシェで出会った「日本料理 おく村」でした。
そして、「この感動のお返しに、絶対いつかこの料亭に行こう」と思ったことでした。私はすぐに電話をし、「日本料理 おく村」の予約を取りました。



           






 当日、「覚えているかな・・」と内心ドキドキしながらお店へ向かいました。

お店に入ると、出迎えてくれたのは、白い割烹着を着た明るい男性でした。
料理長で、私に名刺を渡してくれた、奥村さん本人でした。







 「お久しぶりです!!
またお会いできて嬉しいです。
今日はよろしくお願いします」

と嬉しくて話しかけました。





すると、奥村さんがこう語ったのです。








「お久しぶりです!!
僕もお会いできて嬉しいです。
ずっと探していたんですよ」







(えっ。探してくれていたんですか!)と内心感動。





「あのあとも福岡でマルシェをする機会があって。
探したけど見つからなくて残念だなあと思っていたんです。
そうしたら予約のお電話が来て、すごく嬉しかったです」









(えっ。そんなに・・・)と再び感動。









そしてさらに奥村さんは続けました。


「ジュース、感動しました。
メッセージまでついていてすごく嬉しかったです。
実はですね、メッセージカード、1枚は飾っているんですよ!」






(飾っているんですか!??)と驚愕。









そしてとどめの一言をおっしゃいました。







「もう1枚はね、名刺入れにいれて持ち歩いてるんですよ!!!」














(えーーーーっ!!!)







「あの時、すごく元気づけられました。だから、今もこれを見て元気をもらっているんです!持ち歩いてたら、本当に会えて嬉しいです」






           (う、感動・・!!!写真は関係ありません笑




このカードが・・






今はここに・・!











 本当に嬉しかった。



               


最初、私には



○「与える」ことをしたい。「与える喜び」を知りたい。

○熊本の人に、元気と思いやりを渡したい。



という思いだけがありました。



                





そしてその結果、



○奥村さんとの新しい縁ができた。

○「元気づけられました」と、何度も言ってくれた。

○メッセージカードを肌身離さず持ち歩いてくれていた。


 ↓



そのことで私は



○与えたつもりが、想像をはるかに上回る喜びをもらうことになりました。



(まさか、カードを持ち歩いてくれているなんて。)

(まさか、私を探してくれていたなんて。)

(まさか、こんなに「元気づけられた」「ありがとう」と言ってもらえるなんて。)



文字にすると簡単ですが、心の芯から、魂から、震えるような喜びだったのです。














竹田製菓の創業者で日本一の大株主だった竹田和平さんは、こう言っておられました。




『金貨を与える喜びが10だとしましょう。

しかし貰う側は10倍、つまり100喜んでくれるんです。

すると90喜びが増したことになります。

その90は巡りめぐって、自分のところに帰ってくるんです!

 帰ってこないことがないんです!』




        



(詳しくは、こちらから。→【「与える喜び」を知っていた、過去の偉人たち。】)











それは、本当でした。






私が特別感動しやすいからだと思いますか?

私が特別心が優しいのでしょうか?



いいえ、違います。






私の感覚は普通です。「もらう」ことの方が嬉しい人間でした。色んな邪念もわいてきます。「こんなことしてどう思われるか・・」と不安にもなります。





でも、人生を豊かにしたいと思ったとき、「与える」ことが大事だと知ったんです。

そして、
「与える」ことについて、一生懸命考えてみただけです。

「与える」ことに集中して、行動をしてみただけです






だから、成功者たちが語る「与える喜び」とは、あなたにも今すぐ味わえるものなのです。







ということで、奥村さんのおかげで、「与える」ことの素晴らしさに目覚めた私。さらに行動を続けていくのでした。

               




 第3話へ続きます!

読んでくださって有難うございました(*^^*)



                              CHIHIRO





☆おまけ☆
「おく村」さんで頂いたお料理たち・・とても美味しかった。
皆さんも熊本に行く際はぜひお立ち寄りください!
元気で明るい素敵な料理長、「奥村さん」もいらっしゃいます(^^♪







―「与える喜び」が心に沁み込む!―




第2話 ○3か月後、再会する。

第3話 ○Tiffanyで、出会う。明日は、こちらです。

第4話 ○涙の再会。

第5話 ○そのほか、小さいあんなことやそんなこと。

第6話 ○「与える」が生み出す奇跡。

第7話 ○「もらう」と「与える」の関係性。


【CHIHIROの自己紹介】



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